活動報告一覧

Monthly Archives: 5月 2021

【こころのあかり絵画コンクール2019】優秀作品副賞・参加賞 発送 

発送② 

 

【第9回こころのあかり絵画コンクール】

優秀作品の副賞、および
ご参加いただいた施設の皆様、子ども達への参加賞の送付が完了しました。

■関連リンク

【第9回こころのあかり絵画コンクール】優秀賞発表!

【第9回こころのあかり絵画コンクール】優秀作品の副賞が出来上がりました!

こころのあかり絵画コンクールでは、
毎年、厳正な審査のもと、優秀作品を選び、賞状とともに副賞として、
リトルアーティスト さんのご協力により、子ども達の作品をグラフィックアートにして、プレゼントしています。

表彰状

 

優秀作品すべてに賞状も用意しています。

後ろの映っているのが
過去の受賞作品のグラフィックアートになった「子供たちの作品」です。

第9回はコロナ禍に見舞われ、発送が遅くなってしまいました。
(本当に申し訳ありません)

2020年度(第10回)は既に審査が完了しておりますので、
早めにお届けできると思います!

発送①

 

 

■今年も開催いたします!

本年度も年末ごろに第11回を開催予定です。

ここ数年は毎年50近くの施設にご参加いただいております。
本当にありがたい。

全国の児童養護施設は600余り。
私たちの活動は全体の8%ほどの施設しかカバー出来ておりません。

現状では知名度もまだまだ低いので、
広報活動を地道に頑張っています。
(施設にテレアポとかもしているんですが)

もっと多くの施設の方々に知ってもらって、
もっと多くの子供たちにに参加していただければいいなぁと考えております。

もし、このHPをご覧緒皆様のなかで、お知り合いに児童養護施設の方がいらっしゃれば、
お声掛けいただけると助かります。

私たちは「絵を描く」という機会を増やしたい。

そんな単純な理由、
ただそれだけで、毎年のイベントを開催しています。

絵のうまさだけでなく、力強さであったり、感受性の豊かさであったり、
「子供達の個性を感じられるような作品」を選定したいとの考えております。

ぜひ多くの施設にご参加いただきたいです。
引き続きよろしくお願い致します。

一般社団法人Zips
代表理事 平松二三生

 

地元の新聞社で取り上げていただきました。~鯉のぼりプロジェクト~

今年も福島県相馬市で開催した「鯉のぼりプロジェクト@みなと保育園」に
地元の「福島民友」さんが取材にお越しくださり、紙面で取り上げてくださいました。

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ありがとうございます。

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みなと保育園さんからはお礼をいただきました。
今年もありがとうございました。

また来年伺います!

 

10年目の被災地「鯉のぼりプロジェクト」~福島県相馬市・みなと保育園~

2021年4月22日(木)鯉のぼりプロジェクト@福島県相馬市・みなと保育園

毎年春の恒例行事である「鯉のぼりイベント」に伺ってきました。

このイベントは東日本大震災が発生した2011年から続けている
当団体の主要事業の1つです。

当時、支援に入った「南三陸町・歌津地区」の避難所にいらっしゃる地元の皆さんからの
「子供たちのために”鯉のぼり”を揚げて欲しい」という要望にこたえる形でスタートしました。

2011年4月 当時の様子

http://www.z-ips.jp/activity/date/2011/04/

その翌年2012年も南三陸町にて、鯉のぼりを揚げましたが、
その際に地元のNPO団体さんからの依頼により、福島県相馬市での支援を開始。

3年目の2013年以降は南三陸町での高台工事等が進んでいるため、
現地でのイベント開催を断念。

そこからは福島県相馬市の「みなと保育園」でのイベント開催となりました。

当団体としては、コロナ禍であることも考慮し、
昨年に引き続き、イベントの中止も検討しましたが、
10年目の節目の時期ということもあり、出来れば開催したい旨を
現地にお伝えしたところ、ご快諾いただけたのを受けての開催となりました。
(昨年は現地で鯉のぼりを揚げてはいただきました)

みなと保育園の皆様、
本当にありがとうございました。

■当日の様子

イベント当日には、みなと保育園の子供たちに
風船王子とマジシャンマリカさんによるパフォーマンスショーのプレゼント

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・・とその前に子供たちの前でご挨拶
(みなと保育園さんの感染症対策はばっちりでした)

お待ちかねのパフォーマンスショー
マジシャンのマリカさんのマジックショーと

風船王子によるバルーンアートショー

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今年も大うけでした。

 

 

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子供たちも真剣です。
(園長さんも非常にノリの良い方でいつも助かります)

 

 

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ショーの後はみなと保育園さんが仕切ってくださって
「鯉のぼりの貸与式」と

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園児たちからのプレゼント

さらに・・・

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園児たちによりパフォーマンスのプレゼント
(毎年これにやられます)

マリカさんは号泣してました。

今年はコロナということもあり、
子供たちの歌は事前に録音したものを流してくださいました。
(こういうところにもコロナの影響が・・・)

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最後は園児の皆さんと集合写真

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会場から退出する際にはささやかながら当団体からのプレゼントを
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ずーっと支援を続けていますが、
いつもこちらが感動させられていて、
「毎年来ないと!」と思ってしまいます。

10年目の今年はどうしても行きたかった被災地。
(前日は最初の支援地・南三陸町への伺いました)

被災地の皆さんは震災を日常として生活していらっしゃいますが、
私たちはどうでしょうか?

今年は10年目ということもあり、
震災が起きた3.11のタイミングではメディアでも
大きく取り上げられました。

でも、その後はどうでしょうか?
コロナ報道が影響していることもありますが、
本来であれば、使いたくない「風化」という言葉を出さなければ
ならないような状況であると感じます。

3~4年前から
「こうやって継続して支援してくれるのはお宅だけだよ」

そういう言葉をいただくようになりました。
そのこと自体は「何よりも継続」を考えてきた私たちにとっては
ありがたい言葉でもあります。

しかし、それは逆に「風化」というものを感じさせるような
瞬間であることに違いありません。

だからこそ、「10年目の節目」で現地にどうしても行きたかった。

私たちがやっていることは「取るに足りない」
ささやかなことかもしれない。

でも、こうやって現地に伺い、そこでイベントを行う。

それをお伝えしていくことをすることは小さいかもしれませんが、
意味があると信じたいです。

今年は組織が大きく変わる年でした。
予想に反して、多くの方々から支援金が集まっています。

それは「10年間継続してきたから」だと思います。

 

ご挨拶

 

最初の挨拶で私の話の中で歓声が上がった部分がありました。

それは「これからも継続していきます」という
私たちの決意の言葉。

言ったからには続けていきます。

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子供たちが喜んでくれる限り。

一般社団法人Zips
代表理事 平松二三生