活動報告一覧

Up to you ~未来を育てるプロジェクト~ 概要について

Up to You 未来を育てるプロジェクト

一般社団法人Zipsとして新たな社会貢献事業を開催することになりました。

それは「児童養護施設でのプログラミング研修」、プロジェクト名は「Up to you 〜未来を育てるプロジェクト〜」です。

■目的

このプロジェクトを実施するきっかけとなったのは、
小中学校にて「プログラミング科目が必修化になった」ことからでした。

「このままでは学習機会に差が生まれてしまうのではないか」
そんな懸念を私たちは持っています。

現状でも子供たちの学習サポートはボランティアの方々にお願いしている施設が
ほとんどと聞いています。その上、IT教育となると・・・。

子供たちが将来どんな形であれ、働くことになったときに「ITスキル」を持っていることは有利に働くと思います。

今回のイベントによって、子供たちが少しでも「プログラミング」に興味を持ってもらえることが出来たら、
また、そのことによって、彼らに選択肢や可能性が広がれば、嬉しいなと考えています。

■イベントの概要

「児童養護施設でのプログラミング研修 Up to you 〜未来を育てるプロジェクト〜」の最初の開催施設は
東京都杉並区で運営されている「杉並学園(※)」に決定いたしました。

開催する日程については夏休み期間中の2022年8月15日、22日、9月4日を予定しております。

当初は6時間×2日間の予定したが、子供たちが集中して取り組むことができるよう、
「3時間×3日間」でのカリキュラムを準備しております。

※杉並学園様について

児童虐待防止法が制定された昭和8年に発足した長い歴史を持った施設で、
今回の私ども団体の活動にご賛同いただき、最初の開催施設となっていただきました。

今年耐震対策のため施設が建て替えを行うということで、
こちらの施設にて開催される最後のイベントになる予定です。

 社会貢献 スクショ2枚目 社会貢献 スクショ1枚目
代表の平松が杉並学園さんを訪問して、イベントの趣旨などを説明)

 

■私ども団体のこれまでの活動について

一般社団法人Zipsは2010年末に設立され、翌年よりこれまで10年以上にわたり社会貢献事業を行ってきた団体です。

主な開催イベントとしては2つあり、まず児童養護施設への支援事業としては、
こころのあかり絵画コンクール(※1)」などのイベント開催や施設への支援を行ってきました。

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(児童養護施設のお子さんたちが書いた絵をグラフィックアートにしてプレゼント)

また、設立の直後に東日本大震災が発生してしまったため、

いち早く現地で復旧支援のボランティアも実施しました。

それをきっかけとして、毎年被災地の子供たちのための
鯉のぼりプロジェクト(※2)」などのイベントも開催しております。

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(福島県相馬市のみなと保育園にて鯉のぼりを揚げ、
バルーンアーティストやマジシャンによるパフォーマンスイベントを開催)

 このイベントについては「福島民友」や「福島民報」といった
地元の新聞社様にも取材していただき、誌面にて紹介いただいています。

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(イベントの様子は地元紙である福島民報や福島民友に掲載されました)

※1 こころのあかり絵画コンクール:
児童養護施設の小学生低学年までの児童を対象にした絵画コンクール。今年、第11回目を開催予定。

※2 鯉のぼりプロジェクト:
東日本大震災にて被災地となった地域にて毎年鯉のぼりを上げるイベントを開催。
現在では福島県相馬市のみなと保育園にて実施している。

 ■クラウドファンディングについて

今回の活動については、開催する施設ごとにコストが必要になってしまいます。

また、イベント開催後も継続して学べるよう、施設にはカリキュラムがインストールされたパソコンを
贈与することも検討しているため、当団体の毎年の予算だけでは、開催出来る施設が限られてしまうと考えられます。

そこで、より多くの施設で開催したいという考えのもと、
今回はクラウドファンディングにチャレンジさせていただくことにしました。

子供たちの未来を豊かにする手助けとして、是非ご協力をお願いいたします。

クラファンURL:(後日掲載いたします)

■学生主体での挑戦

平松代表の元、大学生がグループでインターン生として活動の運営を行っております。

今回使用するスクラッチのカリキュラムも理系の学部に通う現役大学生が作成したものを活用します。

また、小学校低学年の子供たちにも楽しんで取り組んでもらえるよう
に新たにカリキュラムを作成し日々改善を重ねております。

当日は作ったカリキュラムを使用して大学生自身が先生となって子供たちを指導するという
前例のないチャレンジングなイベントになる予定です。

カリキュラムスクショ 条件分岐カリキュラムスクショ 木まで歩く

■ご支援のお願い

皆様からのご支援なくして、本プロジェクトを成功させることはできません。

プログラミング研修を実施することが児童養護施設の子どもたちの将来の選択肢
を一つでも増やすことに繋がるのではと当団体では期待をしております。

この活動を通して、子供たちが10年後の未来に向けて、より希望を持ってもらえたら良いなと考えています。

何卒、温かいご支援宜しくお願い致します。